「協力的だった」大谷翔平の元通訳・水原一平被告は早くから自白していた…?米メディア「証拠はなかったが…」

AI要約

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳だった水原一平被告が銀行詐欺と税金詐欺の罪を認めた。

水原被告は大谷の口座から何百万ドルも窃盗し、スポーツ賭博の借金返済に利用していたとされる。

大谷自身が賭博に関与していた証拠はなく、水原被告は捜査に協力的だったと報じられている。

「協力的だった」大谷翔平の元通訳・水原一平被告は早くから自白していた…?米メディア「証拠はなかったが…」

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の専属通訳を務めていた水原一平被告は、銀行詐欺と税金詐欺の罪を認めた。開幕戦直後から連邦政府とMLBによる捜査が行われていたが、水原被告は捜査に対して協力的だったようだ。米メディア『ザ・インディペンデント』が報じている。

 大谷と水原被告の関係性から、水原被告は大谷のそばにいることを詐欺に利用できた。検察によると、水原被告はスポーツ賭博の借金を返済するために、大谷の口座から何年もかけて何百万ドルも窃盗し、時には銀行員に対して大谷になりすましていたという。

 MLBの規則では、選手や球団職員が合法的にでも野球賭博をすることを禁じている。また、違法または海外のブックメーカーで他のスポーツに賭けることも禁止している。そのため水原被告は5月5日(日本時間5月6日)、疑惑の詳細を記した司法取引に署名し、連邦検察はその数日後に発表した。

 開幕から続いていた違法賭博への捜査に関して同メディアは「当局によれば、大谷が水原の賭博に関与していた証拠も、それを認識していた証拠もなく、水原は捜査に協力的だった」と報じている。