BCリーグ信濃の日下部由伸が西武3軍戦で積極アピール 俊足と遊撃守備が自慢のドラフト候補

AI要約

BC信濃の日下部由伸内野手がNPB関係者の前で存在感を発揮し、スタメン出場して2安打を記録。積極的なプレーで足をアピールした。

大学時代からプロ志望でBCリーグに挑戦し、脚力や守備力を生かすために努力している日下部。球団幹部も注目している。

日下部は小柄な体格からスピード感を生かすプレースタイルを磨き、1歩目の速さや守備範囲の広さをアピールしている。

<交流戦:西武3軍2-2BCリーグ選抜>◇20日◇甲府市・山日YBS球場

 BC信濃の日下部由伸内野手(22=富士大)がNPB関係者たちの前で存在感を見せた。

 この日、BCリーグ選抜の「6番遊撃」としてスタメン出場。2安打し、二塁や三塁の守備にもついた。「走攻守のバランスと、その中でも特に足をアピールしたかったんですけど、見ての通りで」。盗塁は失敗したものの、初球から敢行するなど積極的だった。

 羽黒(山形)を経て富士大に進み、大学2年、3年次には主力として出場。「プロに行きたい気持ちが強かったので」と、ステップアップの場をBCリーグに求めた。50メートル6・0秒、30メートル4・0秒の脚力があり、フットワークも軽い。

 173センチ、70キロ。「体は大きくないので、スピード感を生かしたプレー、守備範囲の広さや1歩目の速さなどを、こだわってアピールしていきたいです」と意気込む。ネット裏には編成幹部クラスが訪れる球団もあった。【金子真仁】