今シーズンの宇佐美貴史は一味違う! 全盛期を彷彿とさせる “G大阪の7番”が魅せる圧倒的存在感

AI要約

G大阪は現在J1リーグで3位につけ、7試合負けなしの好調な滑り出しを見せている。

エースの宇佐美貴史は復活し、リーグ戦18試合で7ゴール3アシストを記録している。

宇佐美はキックフェイントからのコントロールシュートなど数々の活躍を見せ、チームをリードしている。

今シーズンの宇佐美貴史は一味違う! 全盛期を彷彿とさせる “G大阪の7番”が魅せる圧倒的存在感

J1リーグを18試合終えて、現在3位につけているガンバ大阪。2位鹿島アントラーズとの勝ち点差は2、そして首位のFC町田ゼルビアとの勝ち点差は4となっている。

苦戦を強いられた昨シーズンとは一転、ここまで好調な滑り出しを見せるG大阪。現在は7戦負けなしで、その間6勝1分と圧巻の数字を見せている。中谷進之介や一森純、鈴木徳真、ウェルトンなど新加入選手や復帰した選手らのパフォーマンスの良さが目立つが、エース宇佐美貴史の存在を忘れてはいけない。

昨シーズン、クラブのレジェンドである遠藤保仁の背番号「7」を受け継いだ宇佐美であったが、リーグ戦29試合で5ゴール1アシストと思うようなパフォーマンスを見せることができなかった。そして迎えた今シーズン、開幕から3戦連発ゴールを記録すると、ここまでリーグ戦18試合で7ゴール3アシストを記録し絶好調だ。

またゴールやアシストという数字にはなっていないが、宇佐美のセットプレイの流れから生まれたゴールも多い。さらに献身的な守備面でもチームに貢献しており、毎試合全力で戦う姿も印象的だ。ピッチ内での振る舞いやプレイ、その上で数字を残しチームを引っ張る宇佐美。

18節の柏戦で見せたキックフェイントからのコントロールシュートは圧巻で、文句のつけようのないスーパーゴールであった。またこの試合でキーパスを3本記録しており、これは両チーム最多。前半ATに見せた右サイドから山下へのロングスルーパスも見事で、全盛期の宇佐美を彷彿とさせるようなプレイを今シーズンは随所に見せている。

今シーズンのG大阪の好調の要因はたくさんあるが、宇佐美の復活も大きく影響しているのは間違いない。G大阪はここからヴィッセル神戸、鹿島アントラーズ、FC町田ゼルビアと上位陣との3連戦を控えている。この重要な3試合でもエース宇佐美は、チームを救う活躍をみせることができるのか、注目だ。(データは『SofaScore』より)