マキロイが数週間休養、全米OP最終盤の大失速から立て直しへ

AI要約

男子ゴルフのロリー・マキロイが全米オープン選手権での敗北を受けて休養を取り、次の大会に備えることを表明した。

マキロイは最終盤の大崩れで優勝を逃し、次の試合はスコティッシュ・オープンに出場する予定だと述べた。

これが彼の通算21回目のトップ10フィニッシュであり、メジャーでの準優勝は4回目となった。

マキロイが数週間休養、全米OP最終盤の大失速から立て直しへ

【AFP=時事】男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が17日、出場を予定していた今週末の大会を辞退し、休養を取ると明らかにした。前週行われた今季メジャー第3戦の全米オープン選手権(2024 US Open Championship)では最終盤に失速して優勝を逃し、プロのキャリアで「最も厳しい」日になったと振り返った。

 米ノースカロライナ州パインハースト(Pinehurst)のパインハーストリゾート&CC(Pinehurst Resort & Country Club)で16日に行われた全米オープンの最終日、マキロイは残り5ホールで2打差のトップに立っていたが、上がり4ホールで3ボギーをたたくまさかの大崩れを喫し、ブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)に1打差で優勝をさらわれた。ホールアウト後には報道陣の取材にも応じず、無言ですぐさまコースを後にした。

 それ以来初めてとなるコメントで、マキロイは「17年近くのプロのキャリアで、きのうは最も厳しい日だったかもしれない」と振り返りつつ、今週のトラベラーズ選手権(Travelers Championship 2024)の出場を取りやめ、次戦は全英オープン(The 152nd Open Championship)の前哨戦として来月11日から14日まで開催されるスコティッシュ・オープン(Genesis Scottish Open 2024)になると表明した。

「数週間ほど競技から離れていろいろと対処し、スコティッシュ・オープンの連覇と(英スコットランドの)ロイヤルトゥルーン(Royal Troon)で開催される全英オープンに向けて、自分自身を立て直す」

「スコットランドで会おう」

 10年ぶりにして自身5度目のメジャー制覇まで、あと一歩のところで届かなかったマキロイ。最後のメジャー勝利となっている2014年の全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)以降、メジャーではこれが通算21回目のトップ10フィニッシュ、同4回目の準優勝となった。【翻訳編集】 AFPBB News