【G大阪】山田康太パナスタ初ゴール「自分の中では新鮮な感覚」7戦ぶり先発の古巣対決で決める

AI要約

前半26分にガンバ大阪MF山田康太がホーム初ゴールを決めてチームを4連勝に導く。

山田は自身の変化を感じつつも、プレーには満足しておらず改善を目指す姿勢を見せる。

山田のリーグ7試合ぶりの先発でのゴールはG大阪にとって好材料であり、チームの上位定着を加速させるものになる。

<明治安田J1:G大阪2-1柏>◇16日◇第18節◇パナスタ

 ガンバ大阪MF山田康太(24)が、自身今季2点目となるホーム初ゴールを決め、チームを4連勝に導いた。

 前半26分、FW宇佐美貴史(32)の右FKから、DFのクリアをMF鈴木徳真(27)がハーフボレーで狙い、ゴール前でMFウェルトン(26)がワンタッチ。これに山田が反応した。

 「今までだったら徳真くんが打つ時に見ちゃっていたけど、感覚的に『行ってみよう』と思えた。それははっきり覚えているし、結果的にゴールにつながった」

 そう振り返った動きでうまく相手GK前に抜け出し、最後は右足アウトサイドで流し込んだ。

 昨季まで所属した古巣からのゴールに「自分の中では新鮮な感覚だった」と変化を手にした山田だったが、試合を通してのプレーには満足していないという。

 「個人のパフォーマンスとしては高いものじゃなかったと思ってるし、もっと改善できる。自分のオン(ボールを持った)のプレーで相手に向かっていくことは、できてそうで、できていなかった。もっとキレを出していきたい」

 それでも、今季序盤にG大阪の好スタートを支えた背番号9がリーグ7試合ぶりに先発し、本拠地パナスタで待望のゴールを決めたことはチームにとって好材料。攻守両面でアグレッシブに走り、テクニックで局面を打開できるトップ下の復活は、上位定着を狙うチームをさらに加速させるものになる。【永田淳】