大谷2戦連発“6月男”復調の兆し?古田解説「疲れが出る時期」“足vs肩”対決も…

AI要約

大谷翔平選手の1週間を振り返ります。16、17号ホームランを放つ活躍やヤンキース戦での好プレーが光った。

大谷選手はジャッジ選手のスラッガーとしての姿に刺激を受けながら、堅実なプレーを見せ、印象的な活躍を続けている。

試合中の様々なシーンで、大谷選手とジャッジ選手の名勝負が繰り広げられ、ファンを魅了した。

大谷2戦連発“6月男”復調の兆し?古田解説「疲れが出る時期」“足vs肩”対決も…

ドジャース・大谷翔平選手(29)の1週間を振り返ります。

2試合連続となる16、17号ホームランを放った大谷選手。

過去に2度、6月に月間MVPを獲得した「ミスター・ジューン」はここから調子を上げていくのでしょうか?

野球解説者の古田敦也さんが解説します。

日本時間9日、ともに地区の首位を走るドジャースとヤンキース。ワールドシリーズ前哨戦とも言われる3連戦第2ラウンドです。

大谷選手はチャンスで迎えた3回の第2打席はレフトへ、12打席ぶりのヒットは勝ち越しタイムリー。そのウラ、ヤンキースは3番ジャッジ選手(32)のメジャートップの22号ソロホームランで同点に追いつきます。

その後ドジャースが2点をリードし、迎えた8回、大谷選手の第4打席はセカンドのエラーで出塁すると、1アウト満塁となり、5番テオスカー・ヘルナンデス選手(31)。打球は高々と上がり、勝利を決定づける満塁ホームラン。

ヤンキースから46年ぶりに2桁得点を挙げたドジャースがこのカード、連勝を飾りました。

試合前にインタビューを受けた日本時間10日、メジャー屈指のスラッガー・ジャッジ選手(32)について聞かれると、こう答えました。

大谷選手

「デカいなと思います。毎試合、毎年見てますけど、見慣れないサイズ(身長201センチ)ですし、それだけで印象的。打席でも、きのうもそうでしたけど、どういう点差でもどういう状況でも、自分のバッティングを崩さずにやっているのは印象的というか、見ていて勉強になる」

前日の試合、ドジャースに大量リードを許す中、9回に23号を放ったジャッジ選手の姿に刺激を受けていました。

まずはヤンキースのジャッジ選手、センターへのタイムリー2ベースでファンも大いに沸く中、大谷選手は室内でバッティング練習をしていました。準備を整えて8回の第4打席、内角のストレートに詰まりながらも、打球は大谷シフトでガラ空きの三塁線を破り、2ベースヒット。

この後、3塁へ進んだ大谷選手の足と、ライトを守るジャッジ選手の肩の対決。打球はライトのジャッジ選手の元へ。ジャッジ選手の球速150キロのバックホームも、大谷選手の快足が勝りタッチアップで生還。ドジャースが1点差に詰め寄ります。

しかし、そのウラでした。ジャッジ選手がメジャートップを独走する24号!最終戦はヤンキースの勝利で幕を下ろしました。

8回のタッチアップ対決について、ジャッジ選手はこう振り返ります。

ジャッジ選手

「彼は足が速いから、正確な送球をしないといけなかった、彼は走ると分かっていたから。153キロを投げることができたら、チャンスがあったかもね」

「(Q.50%の確率でタッチアウトにできると思ったか?)いや100%だよ、アウトにするつもりだった。次の対戦ではアウトにしたいね」