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「敵をつくるのは嫌いなので…」 7勝目の今永昇太、米記者の質問に“絶妙返し”
カブスの今永昇太投手がカージナルス戦で7回4安打1失点と好投し、今季7勝目を挙げた。
今永投手は自らをいい投手だと思ったことはないと語り、自己評価に謙虚な姿勢を見せる。
最多の103球を投げながらも、メディアに対しては絶妙な返答で笑いを誘った。
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■カブス 5ー1 カージナルス(日本時間16日・シカゴ)
カブスの今永昇太投手は15日(日本時間16日)、本拠地で行われたカージナルス戦で7回4安打1失点と好投し、今季7勝目(1敗)を挙げた。リーグ3位の防御率1.89の無双ぶりだが「自分で自分のことをいい投手だと思ったことはない」といつも通り高みを見据えた。
4回に先制を許したが最少失点で粘った。1点リードの7回には1死一、二塁のピンチを招いたが、カールソンを左飛、ドノバンをスライダーで空振り三振。ド派手なガッツポーズで喜びを表した。
メジャー最多の103球を投げ、存在感は増すばかり。しかし「いつ自分が素晴らしい投手だと受け入れますか」という質問には「自分がどういう投手であるかというのは自分が評価するよりも人に評価してもらった方が正確だと思うので、自分で自分のことをいい投手だと思ったことはないですし、これからも思うことはないと思います」と首を横に振った。
また米メディアから「メディアを評価するなら米国と日本、どちらががいい質問を聞いてきますか」と聞かれると「僕は敵をつくるのは嫌いなのでノーコメントでお願いします」。絶妙な返しに、爆笑が起きた。