J1首位の町田、天皇杯で筑波大に敗戦 負傷者続出に黒田剛監督は怒り「批判覚悟で言わせてもらうと」

AI要約

サッカー天皇杯の2回戦で町田が筑波大にPK戦で敗れた

町田の監督は試合後、負傷者が出たことに怒りを表明

筑波大との試合中には激しい言葉のやり取りもあり、指導を求める声も出ている

J1首位の町田、天皇杯で筑波大に敗戦 負傷者続出に黒田剛監督は怒り「批判覚悟で言わせてもらうと」

◇サッカー 天皇杯 2回戦(12日)町田1(1―0、0―1)1筑波大 PK2―4

 天皇杯の2回戦が12日、各地で行われ、町田はPK戦の末に筑波大(茨城県代表)に敗れた。試合後、町田の黒田剛監督は、負傷者4人を出したことに「(4人中)3人はおそらくレイトタックルによるもの。骨折があってもカードも出なかった。こういう状態でサッカーが進められたことに、すごく憤りを覚える」とジャッジへの怒りが止まらなかった。

 この日はDFチャンミンギュ、MF安井拓也が前半で負傷交代。後半25分に3回目の交代カードを切った後に、途中出場のMFナサンホも負傷。すでに交代回数の3回(ハーフタイム除く)を超えていたため、10人で戦う状況に。結果、後半ロスタイムに失点して延長戦へともつれ込んだ。指揮官は詳細は明かさなかったが、骨折の疑いがある選手にいるという。

 この日は試合中、筑波大の選手とタッチラインを挟んで激しく言葉をやりとりするシーンもあった。黒田監督は「学生との一戦ですけど、非常に悪い面も見られた。言葉ひとつひとつがため口であったり、大人に向かって配慮を欠くような言葉もあった。批判覚悟で言わせてもらうと、勝った負けた以前に、怪我人を出すことが選手生命を脅かすということも含め、指導してほしい」とも語った。