【蒲郡ボート(ナイター)GⅠ周年記念】敵は己にあり/パワフル新田雄史がまさかのFでV争いから姿消す

AI要約

新田雄史が予選途中でFとなりV戦線から姿を消す様子を振り返る。

新田は後半12Rでまくり差して白井英治を撃破するも、準優・優勝戦進出はお預け。

坂元浩仁や吉田俊彦、河村了などのレース展開も注目される。

【蒲郡ボート(ナイター)GⅠ周年記念】敵は己にあり/パワフル新田雄史がまさかのFでV争いから姿消す

<10日・蒲郡ボート・3日目>

<記者コラム・深堀慎一郎の興味慎々>

 敵は自らの中にいたか。初日から猛烈なパワーを振るってきた新田雄史が、3日目前半の8RでまさかのF。予選の途中でV戦線から姿を消した。しかも、後半12Rは3コースからまくり差してイン白井英治をあっさり撃破。この調子なら、準優も優勝戦も何号艇だろうと勝負になったことは想像に難くなく、残念極まりない。

 「前半は中途半端な起こしになってSが分からなくなって・・・」。6号艇で大外を嫌った進入が結果としてあだになった。「エース機を制御しきれなかった」とがっくり。後半の白星にも当然ながら笑顔はなかった。

 2021年末の住之江グランプリシリーズ以来遠ざかる特別戦制覇は、今節もお預けになった。

 ▼7R その新田が勇み足のレースで、繰り上がりの1着だった坂元浩仁は伸びも良く、白星で予選を締めくくりへ。相手は、機の素性的に吉田俊彦が無警戒にできない。1-3=245。

 ▼9R カド新田はスリット後、ある程度は内に寄せそうなので、マークする地元の河村了がまくり差せるかも。5=124-124。