3バックにボランチ板倉もテスト…最終予選見据える森保監督「すべてを上げていかなくては」

AI要約

森保一監督は3バックを初採用し、5-0の勝利を得て収穫を感じた。

小川航基が4年半ぶりのゴールを含む2得点を記録し、チームは最終予選を見据えたオプションを試した。

満足はしない森保一監督は、プレー強度やプレースピードを上げていく必要性を強調した。

3バックにボランチ板倉もテスト…最終予選見据える森保監督「すべてを上げていかなくては」

[6.6 W杯アジア2次予選 日本 5-0 ミャンマー ヤンゴン]

 第2次体制では初めての3バックを採用した日本代表の森保一監督は試合直後のフラッシュインタビューで「3バックで攻撃的にプレーするというところではしっかり得点を奪って、失点もゼロに抑えることができたのは収穫かなと思う」と5-0の完封勝利を総括した。

 90分を通して3バックを採用。1トップでフル出場したFW小川航基が4年半ぶりのゴールを含む2得点を記録し、DF板倉滉をボランチで起用するなど、最終予選を見据えたオプションもテストした。

「長距離移動や気候の違いなど、準備の難しい中で選手たちはしっかり調整してくれて、プロフェッショナルな姿勢をピッチ上で見せてくれた」

 そう称えた一方、「我々が目指すところは高いところにある。これからシリア戦、最終予選、W杯と続く道の中では相手も強くなっていく。プレー強度、プレースピード、すべてを上げていかなくてはいけないと思っている」と満足はしなかった。

 チームは今後、日本に帰国し、2次予選最終戦となる11日のシリア戦(Eピース)に向けて調整を続ける。「現地でもたくさんの日本人が応援に来てくれて、選手たちを励ましてくれたし、テレビの前でたくさんの方々が我々を応援してくれたことが選手の後押しになったと思う。次の試合も勝って喜んでもらえるようにいい準備をしたい」と次戦を見据えた。