阪神・才木 ノーノー途絶え「悔しいっす」 九回行く気満々も「コーチに『やめとこか』って(笑)」
阪神・才木浩人投手が八回1安打無失点の快投を見せ、リーグトップの7勝目を挙げた。
チームは交流戦初の3連勝で2位に浮上し、才木は投手4冠を達成した。
ファンの声援を必要としながらも、今後の試合に向けて準備を進めている。
「阪神3-0西武」(9日、甲子園球場)
サンデー才木は頼りになる。阪神・才木浩人投手(25)が八回1死まで無安打無得点投球。惜しくも偉業達成は逃したが、8回1安打無失点の快投で両リーグトップの7勝目。62奪三振、3完投、3完封を合わせて投手4冠となり、交流戦では昨年から38イニング連続無失点という無双状態。チームは交流戦初の3連勝で2位に浮上した。才木の一問一答は以下の通り。
◇ ◇
(決勝打の中野とお立ち台に上がり)
-今日の投球を振り返って。
「悔しいっす」
-スタンドのワクワク感はマウンドに伝わっていたか。
「すごい盛り上がってるなと思ったんすけど、そりゃ盛り上がるか、と思いながら」
-九回も行きたかった?
「もちろん行きたいなと思ってましたけど、コーチに『やめとこか』って言われて(笑)」
-8回1安打無失点。
「昨日、おとといとすごいいい流れで試合が流れてたので、自分も続けるようにと思って投げてました、はい」
-足の状態は?
「ちょっとつっただけなんで大丈夫です」
-両軍無得点の七回に中野、前川が適時打。
「その前に僕が派手に三振した後やったんで、頼むぅ!と思いながら見てたら打ってくれたんで、さすがだなと思います」
-両リーグトップの7勝目。
「やっぱり野手の方が打ってくださってるし、梅野さんがうまくリードしてくれてるおかげだと思うので、自分はこのままいいリズムできてるので、次もしっかり投げられるように準備していきたいなと思います」
-ファンは日曜日を楽しみにしている。今の歓声を聞いて。
「ちょっと足りないっすね」(場内大歓声)
-この歓声は?
「最高でーす」
-これからの戦いに向けて。
「これからまだまだ試合続くんで、ここからどんどん勝てるように、ファンの方の声援が絶対必要なので、これからも応援お願いしまーす」