石川遼「結果以上に収穫がある」2年ぶりVはお預けも全米OPに弾みつけた

AI要約

石川遼は10度目のプレーオフで惜敗し、2年ぶりの19勝目を逃すも、最終ラウンドで大会自己ベスト63の猛チャージを見せる。

新しい1Wのシャフトが好スコアを演出し、過去の予選落ちを乗り越えてベストフィニッシュを果たす。

次戦の全米オープンに向けて、手応えを胸に米国に渡り、技術の向上を確信している。

石川遼「結果以上に収穫がある」2年ぶりVはお預けも全米OPに弾みつけた

 5メートルのパーパットは無情にもカップの右を抜けた。石川は自身10度目のプレーオフで惜敗し、2年ぶりの19勝目はお預け。18番パー4でグリーン手前から第3打のアプローチがショートし、「残念。普段練習している状況なので、寄せきりたかった」と悔しがった。

 しかし、5打差を追った最終ラウンドでは大会自己ベスト63の猛チャージを見せた。6番ではチップインイーグルを奪い、最終18番ではバンカーからカップ縁をなめる会心の一打でバーディー締め。

 今大会から投入した1Wの新シャフトが好スコアを演出。過去10戦で5度予選落ちを喫した鬼門でベストフィニッシュを決めた。

 次戦の全米オープン(13日開幕)に向けて弾みをつけた。「結果以上に収穫がある。技術は去年より良い方向にいっている確信があるので非常に楽しみ」と手応えを胸に米国に渡る。