金谷拓実が大会史上初の連覇に王手 「自分らしいプレーを続けて優勝したい」 

AI要約

金谷拓実が首位に浮上し、大会史上初の連覇へ王手をかける

多くのギャラリーから声援を受けながら、次の海外メジャーに向けて気持ちを高める

金谷は勝利を最優先に考え、連覇よりも優勝を目指している

金谷拓実が大会史上初の連覇に王手 「自分らしいプレーを続けて優勝したい」 

◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMW日本ツアー選手権森ビル杯 第3日(8日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71)

 1打差2位から出た金谷拓実(Yogibo)は5バーディー、2ボギーの68で回り、通算10アンダーで首位に浮上。大会史上初の連覇に王手をかけた。前半はチャンスにつく場面も少なく、1つ落として折り返し。後半はアイアンショットを修正し、5つのバーディーを奪った。「コントロールできるようになって、いいプレーができた」とうなずいた。

 この日は今季2番目の多さとなる7013人が来場。金谷が回った最終組にも多くのギャラリーが帯同した。「会場で声援をいただけることは本当に嬉しいですし、選手のパフォーマンスも上がっていると思う。いいプレーや魅力を伝えられたら」と最終日も攻めのゴルフで会場を盛り上げたいと話す。

 連覇を果たせば大会史上初となる。だが、金谷は連覇より勝つことだけを考えている。「とにかく優勝することが一番なので、自分らしいプレーを続けて優勝したい」。次週には自身今季2度目の海外メジャー、全米オープン(13日開幕、ノースカロライナ州パインハースト・リゾート)を控える。最高の結果で憧れの海外へ弾みをつける。