吉田正尚が3Aで実戦復帰「痛みなく試合を迎えられて良かった」…左手親指付け根痛からリハビリ出場

AI要約

左手親指付け根痛で負傷者リスト入りしていた吉田正尚外野手が、3Aウースターに合流し、ロチェスター戦に出場。初回に右前安打を放つも4打数1安打に終わる。

吉田は手術は必要なく、1か月のスイング控えの後、チームへの復帰を待ち望んでいた。親指のガードを装着してプレーし、早く勝利に貢献したいと意気込んでいる。

吉田正尚が3Aで実戦復帰「痛みなく試合を迎えられて良かった」…左手親指付け根痛からリハビリ出場

◆マイナーリーグ(3A)ウースター―ロチェスター(8日・米マサチューセッツ州ウースター=ポラーパーク)

 左手親指付け根痛で負傷者リスト入りしているレッドソックスの吉田正尚外野手が、8日(日本時間9日)、傘下3Aウースターに合流。この日のロチェスター戦に「2番・DH」で先発出場し、1回に右腕アドンから右前安打を放った。その後は遊ゴロ、中飛、左飛の4打数1安打。7回に代打ヒッキーと交代した。

 「痛みなく試合を迎えられて良かった。実際に打席に立つのは初めてだったし、どう感じられるのかというのを大事にして打席に立ちました」と吉田は振り返った。

 4月中旬のピッツバーグ遠征前から左親指付け根に違和感があり、4月28日本拠地でのカブス戦で中前安打を打った際の衝撃により悪化。渡米後初の負傷者リスト(IL)入りとなった。3人の専門医の診断を受け、手術の必要はなかったものの、約1か月、スイングを控えた。5月29日から、ティー打撃でスイング解禁。6月1日にフリー打撃を再開した。

 親指のガードを着用してプレーしたが「前から着けていたから、そこに関しては大丈夫だった。早くチームの勝利に貢献できるように復帰したい」と戦列復帰を待ち望んでいた。