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展示タイムが出ていれば好調モード 福来剛(東京・42歳)/桧村賢一コラム 舟券即戦力
選手の事故歴や成績の変化、最新のプロペラ調整状況について
選手の蒲郡への思いや目標、過去6か月の着順傾向、GI出場への意気込み
全速で攻めるイメージからまくり差しの増加、コース成績や相棒選手との連携に注目
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事故の多い選手で、過去8項に該当して6か月欠場したことがあります。21年前期、後期には、期2本のフライングを2期連続でやっています。これだけ事故が多いのは、攻める気持ちが強いということです。ただ、闘志が空回りしすぎて勝つチャンスを逃がしてきました。
ところが、今年に入って1月のGⅡ「江戸川634杯 モーターボート大賞」、5月のGⅡ「モーターボート大賞~G1・G2優出者バトル~」で優出と調子が上がっています。全速で攻めるイメージの強い選手でしたが、最近はまくり差しが増えています。コース別成績を調べると、ダッシュ戦だとスタートを無理せず1着が取れていません。カド戦でも2着受けです。好成績を残すのが1コースと3コースです。3コースの3連率は86%もあります。
「気温が暖かくなってから若干迷子というか、またイチから手探り状態というところではありますが、今は一緒にプロペラをやっている村上宗太郎くんの成績も良いので、プロペラ調整の方向性としては間違いないのかなと思います。元々は出足、ターン回りとかを求めて調整してたんですけど、今はどちらかと言うとバランスを取りに行くような感じです。上手く仕上がっているかは、展示タイムを指標にしてもらえればと思います。
蒲郡はよく出場させてもらっているし、広くて走りやすい水面だけど、記念になるとスピード負けしちゃうこととかもあるので、いつも走る時は負けないよう必死です。記念で優勝がないというのは、自分でもずっと歯がゆく思っているので、早く1つでも記念を獲りたいです。それに今はSGに出られる権利を獲りたいので、しっかりと今大会でも活躍したいです」。(マンスリーBOATRACEより抜粋)
1着決まり手(過去6か月)
逃げ…13回
まくり…4回
まくり差し…6回
差し…3回
抜き…2回
※出場予定…GI蒲郡周年=6月8日~13日