J1京都、サポーターから監督の方針、進退に不安の声、大熊清GM「みんなで結束して期待に応えられるように」

AI要約

京都サポーターカンファレンスが開催され、チームの状況や今後の方針が語られた。

飯野社長はチームの強化と資金集めに意欲を示し、大熊GMは得点力やアカデミー育成を重要視している。

一方で、参加者からは指揮官の継続や進退問題に関する質問も寄せられた。

J1京都、サポーターから監督の方針、進退に不安の声、大熊清GM「みんなで結束して期待に応えられるように」

 京都は8日、京都市内のガレリア亀岡でサポーターカンファレンスを行った。飯野晃社長、細川浩三運営本部長、1日付けで就任した大熊清ゼネラルマネージャー(GM)、安藤淳強化部長が登壇した。

 コロナ禍ということもあり、22年にJ1昇格後、初めて行われたカンファレンスには約200人のサポーターが集まった。チームは17試合を終え、J2降格圏内の19位。7試合勝ちなしで、ホームゲームでも1分け7敗と勝利をつかめていない。同社長は「少なくともJ1残留、上位を目指すのは諦めていない」とチーム強化に使える資金集めのため、売上げ拡大や、アカデミー育成に力を入れると説明した。

 6月からGMを務める大熊氏はトップチームの強化や、アカデミーの育成に力を入れていく方針。同GMは「得点力のところでは最下位。失点も3番目に多い。他のデータを見て何が足りないか検証しながら強化を中心に足りないものを補っていく。スカウト、アカデミーを両輪でやるのが大事かなと思う。きちっとみんなで結束して、みなさんの期待に応えられるように頑張りたい」と決意表明した。

 だが、参加者からはチョウ貴裁(キジェ)監督の方針を疑問視する声や、進退問題に関しての不安などが多く質問された。飯野社長は「監督を継続するかの話はしている。この方向で行くことをご支援いただければ」と理解を求めた。