ロッテ・吉井監督 佐々木朗希の回復は「問題ない」 打線には奮起促す「ここが踏ん張りどころ」

AI要約

ロッテの佐々木朗希投手が広島を相手に好投し、5勝目を挙げる。

吉井理人監督は佐々木の投球を称賛し、登板回数についてコメント。

打線は前日の失点を挽回し、力強い攻撃をみせるも、大瀬良にノーヒットノーランを許した影響が残る。

ロッテ・吉井監督 佐々木朗希の回復は「問題ない」 打線には奮起促す「ここが踏ん張りどころ」

 ◇交流戦 ロッテ3―1広島(2024年6月8日 マツダ)

 ロッテの佐々木朗希投手(22)が8日の広島戦(マツダ)に先発。前回登板から中14日での復帰先発で、6回3安打1失点の好投で5勝目を挙げた。90球を投げ、最速157キロで9三振を奪った。

 2回に自身の悪送球で先制点を許したものの、3回からは制球重視の投球で、6回までわずか1安打に封じた。160キロを超える速球はなかったが、途中から雨が降るコンディションの中で追加点を許さなかった。過去4年で8打数無安打7三振の打撃では5回1死二、三塁、6回2死満塁の好機で空振り三振に倒れるなど3打数無安打に終わり、初安打はお預けとなった。

 試合後、吉井理人監督(59)は佐々木の投球について「頑張ったと思います」とねぎらった。90球での交代となったことについては「100球超えてもいいかなと思ったんですけども、ちょうど迷うところだったんで、だったら変えようと」と明かした。

 上半身の疲労の回復遅れで2週間ぶりの登板となったが、「状態面としては今日の内容を踏まえても問題ないと思います」と回復に太鼓判を押した。

 この日は9安打で3得点を奪ったものの、前日広島・大瀬良にノーヒットノーランを許した打線については「いや、今日もさっぱりでしたね。やっぱり、みんなちょっと調子も体調も落ち気味だと思うんですけど、ここが踏ん張りどころなんで。明日も頑張ってほしいと思います」と奮起を促した。