元中日の辻哲也さんが死去 オリックス・辻コーチの実父「今があるのは親父のおかげ」葬儀で一時チームを離脱予定

AI要約

中日でプレーした元選手の辻哲也さんが75歳で病院で亡くなった。息子でオリックスのコーチを務める辻竜太郎コーチは父への感謝を述べた。

辻コーチは父との最後の対面について語り、天国の父への約束を述べた。

大阪で通夜と葬儀が予定され、辻コーチは一時チームを離れることとなっている。

元中日の辻哲也さんが死去 オリックス・辻コーチの実父「今があるのは親父のおかげ」葬儀で一時チームを離脱予定

 現役時代に中日でプレーした辻哲也さんが今月5日に豊中市内の病院で死去した。75歳だった。死因は非公表。哲也さんの息子で、現在オリックスの打撃コーチを務める辻竜太郎コーチ(47)は7日、「ずっと(野球を)教えてもらっていたのが親父だったので。ここにいられるのも、進学したのもそうですし、父と同じ形で明治(大学)に行って、ヤマハの方にも行かせてもらって。今があるのは親父のおかげ」と思いを語った。

 最後に哲也さんと対面したのは1、2週間前だという。「毎試合、体調が悪い中でも常に応援してくれていた。それに応えられるように頑張っていってね。それで親父も喜んでくれると思うので、なんとかチームが浮上するきっかけにもなるよう、自分はもう一回力をここで振り絞って頑張ろうかなと思います」と辻コーチは天国の父へ約束した。

 7日に大阪府内で通夜、8日に葬儀、告別式が行われる予定で、辻コーチは一時、チームを離れることとなっている。