「彼は全然悪くないです」「全部が全部3連勝できるわけないんで」 ソフトバンク、小久保監督の一問一答
ソフトバンクは中日に完封負けし、連勝が5で止まった。先発の東浜巨は3回で降板し、打線も奮わなかった。
試合後、小久保監督は選手のプレーについてコメント。特に守備で好プレーを披露した廣瀨隆太や走者進塁の判断について話した。
交流戦首位から陥落したものの、小久保監督はまだシーズンは続くと前向きな姿勢を示した。
◆日本生命セ・パ交流戦 中日3―0ソフトバンク（6日、バンテリンドーム）
パ・リーグ首位のソフトバンクは完封負けで連勝が5で止まった。先発の東浜巨は打球を受けた影響で3回で降板。打線も奮わなかった。交流戦の首位からは陥落した。試合後、小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。
―緊急登板の石川柊太は登板間隔が空いていた。
「そうね。しょうがないね。高めの真っすぐを打たれてもね。それはしょうがないです」
―長谷川は先頭の四球から初失点。
「今日、初めてじゃないですか今シーズン。今まで点を取られていなかったでしょ。長いシーズン、そんな日もあります」
―廣瀨隆太は守備で好プレー。
「（1死二、三塁からのバックホーム）あのプレーは良かったですね。いいピッチャーきたらそんなに連打は続かないのでね。あんな守備を見せてくれたら。今日は打つ方はあれでしたけど、素晴らしい送球でしたね」
―5回無死二塁のチャンスで柳町達が走者を進められなかった。
「（走者を）進めようと思っていないので。（柳町からの）3人で1点を取ってこいと。9番にピッチャーが入っていて、代打が出せない。あの時は無理くり2ストライク後に（進塁打の）セカンドゴロを打ちにいかなくていいという話をしている。（右打ちのサインが）出てない時は、自分のバッティングっていうこと。柳町はあっち（左方向）にファウルを打ちながらあっち（左方向に）にヒットを打ちに行くバッターなので。あれは彼は全然悪くないです」
―守備から入った仲田慶介を9番に置いた。
「1点差だったので、杉山がもしあそこで（崩れて）長谷川を入れることなったらイニングまたぎをさせないとピッチャーの枚数が足りなかったので。それも考えて全部。セ・リーグならではの」
―交流戦は首位陥落。
「いいよそんなんまだ。まだまだあるので」
―中日3連戦は好投手を相手に勝ち越した。
「もちろん。お互いプロでやっていて、全部が全部3連勝できるわけないんで。明日からまた新たな3連戦なので」
