ソフトバンク5連勝で交流戦首位キープ、慶大コンビの活躍で難敵左腕KO 大関友久3勝目 中日・岩嵜翔が古巣相手に復活登板

AI要約

ソフトバンクが5連勝を果たす中で中日を5-1で下す。大関の好投と攻撃力が光った。

2回、3回に柳町や廣瀨の活躍でソフトバンクが一挙4点を奪い、試合を優位に進める。

大関は5回無失点で3勝目を挙げ、リリーフとして復帰した岩嵜翔も好投を見せる。

ソフトバンク5連勝で交流戦首位キープ、慶大コンビの活躍で難敵左腕KO 大関友久3勝目 中日・岩嵜翔が古巣相手に復活登板

 ◆日本生命セ・パ交流戦 中日1―5ソフトバンク(5日、バンテリンドーム)

 ソフトバンクが好機に安打を連ねて序盤に試合を決め、5連勝を果たした。

 中日の先発は左腕小笠原。試合開始前まで2勝4敗ながら防御率1・72と好投を続けている難敵だ。

 2回2死から6番柳町が四球、7番廣瀨の慶大コンビが右前打で一、三塁とすると、海野が外角直球を右前へ14打席ぶりの安打。5月22日の楽天戦以来となる打点で、3戦連続でバッテリーを組む先発の大関を援護した。

 3回、打線が爆発する。2死一、三塁から近藤の二塁打で2点を奪うと、柳町が中前適時打で続く。さらに廣瀨が右前打を放ち、プロ初打点をマーク。一挙に4点を奪う。

 先発はここまで2勝ながら、この試合開始前まで14イニング無失点の大関。初回、2回と得点圏に走者を置くも、粘り強くピンチを切り抜けた。140キロ台の直球にカーブ、スライダーを交え、5回まで中日打線を無得点に抑える。

 5回2死一塁の場面ではライトの頭上を越えそうな当たりを柳町が好捕した。大関は5回無失点、今季最多タイの6奪三振で3勝目を挙げた。

 8回、中日のマウンドにかつてソフトバンクでリリーフとして活躍した岩嵜翔が登場。2022年に右ひじ手術を経て育成契約となったが、6月に再び支配下契約を勝ち取った右腕は1回を無失点に抑え、両チームのファンから大きな拍手が送られた。