阪神痛恨逆転負けで「あと1人コール」の議論再燃 「味方のプレッシャーに」「抑えた時が楽しい」「これが見たかった」

AI要約

阪神は楽天戦で九回逆転負けし、球団ワーストの交流戦3連敗となる。

甲子園の静寂の中で岩崎が逆転2ランを浴び、阪神ファンを沈黙させる。

「あと1人」コールが注目される中、ファンの賛否の声が交錯している。

 阪神は5日の楽天戦で九回2死から逆転負け。球団ワーストの交流戦3カード連続負け越しとなった。

 甲子園が静寂に包まれたのは1点リードの九回2死。甲子園に「あと1人」コールが響く中で、守護神・岩崎が小郷に逆転2ランを浴びた。

 岡山出身で幼少期は阪神ファンだった小郷。試合後は「僕も言ってたんであと1人って。それを力に変えました」とコメント。楽天は昨年の阪神戦でも、小深田が九回2死から逆転サヨナラ3ランを放っており、2年連続で“逆境”をはね返した。

 阪神は1日のロッテ戦でも「あと1人」「あと1球」コールから追いつかれ、延長戦でサヨナラ負け。熱狂的な応援で知られる阪神ファンだが、岩崎とゲラのWストッパーが打たれる試合が目立ち、お約束ともいえる「あと1人」コールがあらためて注目される状況となった。

 「あと1人」コールを巡ってはファンからは賛否の声があり、SNSでは岩崎被弾の直後から「味方投手のプレッシャーになってるだけ」、「トラウマになりそう」、「今の時代には合わない」、「今シーズン何度目からのあと一人からの悲劇」、「あと一人を止めることはない。それできっちり抑えた時が楽しい」、「逆転されたら煽られるの分かっててやってるんやから許してよ」、「うちの守護神はあと1人なくても打たれてる」などの書き込みがみられる。

 楽天ファンからも「甲子園でこれが見たかった」、「これが気持ち良すぎるんよ」などの声も上がっており、交流戦だからこそより“注目度”も上がっているようだ。