ついに…キングカメハメハが顕彰馬!04年変則2冠、種牡馬でも顕著な成績/JRA顕彰馬

AI要約

JRAは4日、中央競馬の発展に特に貢献があった馬をたたえる顕彰馬の24年度記者投票結果を発表し、キングカメハメハが顕彰馬に選定された。

同馬は04年にNHKマイルC、ダービーの“変則2冠”を達成し、種牡馬入り後に多くの活躍馬を輩出。19年にこの世を去った。

子ロードカナロア、孫アーモンドアイに続く形で、父子3代の顕彰馬入りとなった。

ついに…キングカメハメハが顕彰馬!04年変則2冠、種牡馬でも顕著な成績/JRA顕彰馬

 JRAは4日、中央競馬の発展に特に貢献があった馬をたたえる顕彰馬の24年度記者投票結果を発表し、キングカメハメハが顕彰馬に選定された。

 同馬は父キングマンボ、母マンファスという血統で、ノーザンファームの生産馬。金子真人オーナーが所有した。現役時は松田国英厩舎に所属し、04年に圧倒的な強さでNHKマイルC、ダービーの“変則2冠”を達成。種牡馬入り後は短距離のロードカナロア、ダービー馬レイデオロ、ドゥラメンテ、3冠牝馬アパパネ、ダートのホッコータルマエ、チュウワウィザードなど多くの活躍馬を送り出し、19年8月にこの世を去っていた。

 過去3年の得票率は21年が69%、22年が71%、23年が65%と顕彰馬選出の75%まであと1歩が続いていた。競走馬登録抹消は04年10月27日。残るチャンスはあと2年だった。先に顕彰馬入りしている子ロードカナロア、孫アーモンドアイに続く形で、父子3代の顕彰馬入りとなった。

 ◆キングカメハメハ ▽父 キングマンボ▽母 マンファス(ラストタイクーン)▽馬主 金子真人▽調教師 松田国英(栗東)▽生産者 ノーザンファーム▽戦績 8戦7勝▽馬名の由来 ハワイ全島を統一したカメハメハ大王