【レスリング】須崎優衣がRIZINファイターと公開練習「尊敬している。恩人」パリ五輪2連覇へ刺激

AI要約

レスリング女子50キロ級でパリ五輪代表の須崎優衣が、RIZIN.47に出場する前バンタム級王者のフアン・アーチュレッタのスパーリングパートナーとして公開練習に参加。

須崎とアーチュレッタは昨年出会い、約1週間の合同練習を経て交流が続いている。

須崎はアーチュレッタに感謝し、パリ五輪に向けて刺激を受けている様子。

 レスリング女子50キロ級でパリ五輪代表の須崎優衣(キッツ)が3日、格闘技イベント「RIZIN.47」(9日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の第8試合に出場する前バンタム級王者のフアン・アーチュレッタ(米国)のスパーリングパートナーとして、東京都内で行われた公開練習に参加した。

 練習には100人を超える格闘技ファンが見守る中で2分間、スパーリングを敢行。タックルやグラウンドなどの様々な技術を、流れるような動作で披露した。

 2人の出会いは昨年2月。須崎が16年リオデジャネイロ五輪女子53キロ級で吉田沙保里を破って金メダルを獲得したヘレン・マルーリス(米国)の元を訪れて練習を行った際、須崎からのアプローチを受けて合同練習が実現。約1週間、レスリングやトレーニングを共にし、以後も交流が続いているという。

 マット上でのインタビューにも応じた須崎は、「米国でホームステイさせてもらい、レスリングを学び、トレーニングを見てもらった。フアンさんほど練習している選手はいないし、私自身もレスリングへの向き合い方が変わった。尊敬している人だし、恩人です」と感謝。開幕まで2カ月を切ったパリ五輪に向けて、改めて大いに刺激を受けた様子だった。