今季まだ登板がない千賀滉大、2日連続で軽いキャッチボールも…「本格的な投球練習に進む予定ない」とメッツ監督

AI要約

千賀滉大投手は右肩の張りで現在登板がなく、軽いキャッチボールを行っている。

現時点では本格的な投球練習に進む予定はなく、復帰までの道のりが長そうだ。

千賀は昨季好成績を残し、今季は右肩の問題で離脱している状況。

今季まだ登板がない千賀滉大、2日連続で軽いキャッチボールも…「本格的な投球練習に進む予定ない」とメッツ監督

 右肩の張りなどで今季は登板がないメッツの千賀滉大投手(31)は2日(日本時間3日)、2日連続で本拠地シティフィールドに姿を現し、軽いキャッチボールを行った。地元放送局SNYがX(旧ツイッター)に動画を投稿した。

 メッツのメンドーサ監督は1日、千賀の状況について「何も変わりはない。軽いキャッチボールをしている段階だ」とコメント。「本格的な投球練習に進む予定は?」との質問に「現時点ではない」と答えた。

 これを受け、同局は「千賀はいまだ次の段階に進む状況ではないようだ。エース右腕はマウンドの投球練習復帰が視野に入っていない。千賀にとって長くフラストレーションがたまる復帰への道のりだ。メッツは当分の間、我慢強く見守らなければならないようだ」と報じた。

 米放送局CBSスポーツは「軽いキャッチボールとはいえ、正しい方向に進んでいる証拠だ。現時点で復帰への明確なタイムラインはない。複数のチェックポイントを通過する必要があることを考慮すれば、少なくとも7月までの復帰はなさそうだ」とした。

 千賀は5月27日に「悔しい気持ちが強い」「自分の体のことをわかっていないわけではないので、この状況を驚いているわけでもないことがいちばん悔しい」と語っている。

 メジャー挑戦1年目の昨季は12勝7敗、リーグ2位の防御率2・98をマークし、新人王投票で2位。エースとして臨んだ今季は2月後半に右肩の疲労を訴え、「右肩後部の関節包にある中程度の張り」とのMRI検査結果で離脱。5月19日にブルペン入りしたが右上腕の張りで中断し、筋肉神経の炎症と診断された。