5連敗ヤクルト、借金は今季最悪「11」に 高津監督「下を向いててもしょうがない。上向く時は必ずくる」

AI要約

ヤクルトは5連敗で借金が11に膨れ上がり、チーム防御率も低迷している。

先発投手のヤフーレが乱調で7安打6失点を喫し、打たれたのはチェンジアップだった。

ヤクルトの打線はつながりを欠き、守備の乱れもあり7回に一挙5点を失ったが、高津監督は「上向く時は必ずくる」と信じている。

5連敗ヤクルト、借金は今季最悪「11」に 高津監督「下を向いててもしょうがない。上向く時は必ずくる」

◇1日 楽天8―2ヤクルト(楽天モバイルパーク宮城)

 ヤクルトは今季最長の5連敗で、借金は今季ワーストとなる「11」まで膨れ上がった。最近13試合の白星はわずか1つ。交流戦のチーム防御率は12球団ワーストの4・37に低迷している。

 先発したミゲル・ヤフーレ投手(26)は6イニング2/3を投げて、7安打6失点の乱調。3回には村林に左翼席への先制の3ランを浴びた。打たれたのはチェンジアップ。交流戦開幕前の5月25日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)でもディカーソンに変化球を右翼席に運ばれており、精度が落ちれば危険度は高そうだ。

 序盤で劣勢を強いられた試合は打線もつながりを欠いて2得点止まり。終盤には守備の乱れもあり、7回には一挙5点を失った。それでも、試合後の高津臣吾監督(55)は「下を向いててもしょうがない。上向く時は必ずくる」と力を込めた。