【ヤクルト】サイスニード、12球団の開幕投手”最遅”の今季初勝利ならず サヨナラ負けに呆然…

AI要約

ヤクルトの開幕投手・サイスニードが再び勝利を逃し、悔しさをにじませた。

試合をつくりながら勝ち星には恵まれず、未勝利のままになっている状況が続いている。

次回の登板で勝利を手にし、笑顔を取り戻したいと願っている。でも勝ち星がないヤクルト開幕投手の中で唯一の存在。

【ヤクルト】サイスニード、12球団の開幕投手”最遅”の今季初勝利ならず サヨナラ負けに呆然…

<日本生命セ・パ交流戦:楽天5-3ヤクルト◇31日◇福島

 ヤクルトの24年度の開幕投手・サイスニード投手(31)が、またも今季初勝利を逃した。

 今季9度目の登板は6回1/3を6安打2失点。1点リードした状態でリリーフ陣に後を託した。その後はベンチの最前列で祈るように戦況を見つめていた。

 悲劇は9回に待っていた。2番手のエスパーダが1死から連打を浴び、一、二塁とピンチを広げた。ここで3番手・長谷川が登板したが、代打・フランコに痛恨のサヨナラの3ランを被弾した。サイスニードは、どうすることも出来ない感情からか、ぼうぜんと立ち尽くした。

 これで今季の開幕投手(ヤクルト・サイスニード、阪神青柳、広島九里、DeNA東、巨人戸郷、中日柳。ロッテ小島、ソフトバンク有原、楽天早川、日本ハム伊藤、オリックス宮城、西武今井)の中で、サイスニードだけが未勝利のままとなった。前回の5月24日中日戦は7回途中4安打1失点、その前の5月12日巨人戦も6回4安打1失点と3試合連続でクオリティースタート(6回以上で自責点3以下)を達成。試合をつくりながら、勝ち星には恵まれていない。次回こそ勝ち星を手にし、笑顔を見せたい。