全国のコロナ感染者 3週連続で減少 鹿児島のぞく46都道府県で減

AI要約

厚生労働省によると、定点医療機関に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は前週から減少し、東京や大阪を含む46都道府県で減少傾向にあることが分かった。

最多の感染者数は宮城県で、入院患者数も前週より減少しており、ICUへの入院患者数も減少している。

今後も感染者数の減少が続くことが期待されるが、引き続き警戒が必要である。

全国のコロナ感染者 3週連続で減少 鹿児島のぞく46都道府県で減

 厚生労働省は20日、全国に約5千ある定点医療機関に9~15日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は計2万5985人で、1定点あたり5・28人だったと発表した。前週(6・57人)の約0・80倍で、3週連続で減少した。昨年の同時期は1定点あたり17・54人だった。

 都道府県別の最多は宮城10・80人で、岩手10・11人、山形9・93人と続く。東京4・41人、愛知5・63人、大阪2・91人、福岡2・46人だった。鹿児島を除く46都道府県で減少した。

 15日までの1週間に定点医療機関に報告された新規入院患者数は1838人で、前週(2471人)から633人減少。集中治療室(ICU)に入院した患者は83人で、前週(102人)から19人減った。(藤谷和広)