じつは多い「陰で他人を操る人」のこころの正体…危ない「人間関係のトラブル」はこうして対処できる

AI要約

OCO氏のセラピストとしての経歴や哲学に触れ、自己解放や自己主体性の重要性を強調。

人間関係における「ダミー案件」化と、他者主体から自己主体への転換の必要性を解説。

他者との過度な関わりによるストレスやエゴブロックについて言及し、自己と他者のバランスを取る重要性を強調。

じつは多い「陰で他人を操る人」のこころの正体…危ない「人間関係のトラブル」はこうして対処できる

元理学療法士として、急性期から在宅までの幅広い疾患と病期のリハビリテーションに携わり、現在は多くの経営者や教育・美容・芸能業界の人々など、それぞれのクライアントに合ったベストなアプローチで寄り添い“本当の幸せへ導くセラピスト”として注目を集める、プライマリー・プロフェッショナル・セラピストのOCO氏。

そんなOCO氏が辿り着いたのは、私たちの潜在意識に眠っている「本当の自分」を知ることの重要性――。

本稿では、自分を解放し、本当に望む「自分主体の人生」を生きるための極意を詰め込んだ同氏の『わたしの解放ガイド』より一部抜粋・編集し、人間関係のトラブルで、実はすり替えられがちな問題の「ダミー案件」化を見抜き、対処する方法について、詳しくご紹介します。

潜在意識と顕在意識のつながりを阻む要因のひとつが、「他者を介在させていることにある」と、これまでの記事のなかでも、お伝えしてきました。他者主体ではない、自分主体の価値観を意識することについて腑に落とすことができたなら、対人関係のストレスは、ずいぶん軽減されるはずです。

なぜならば、親子や夫婦間、恋愛関係、職場などで起こりがちな人間関係のトラブルは、そのほとんどが、無意識に他者を介在させていることによる「距離感の近さ」に原因があるからです。

では、他者との距離が近くなりすぎてしまっているとき、わたしたちのこころの中では、一体どのようなことが起きているのでしょうか。

「わたしがいなければ、この人はダメになる」

「この人のために、もっとやってあげなければ」

「周囲の人の目が気になる」

「人の顔色をうかがってしまう」

「もっと◯◯したらいいのに」……。

このように、「自分よりも他者のことが気になって仕方がない」とか、「いつも気持ちがもやもやする」「相手をコントロールしたい気持ちになる」ということはあるでしょうか。

もしも「何らかの事柄が思考から離れてくれない」「だから自分のことに集中できない」ということがよく起こるのであれば、あなたのこころには、何らかのエゴブロックがかかっている可能性があります。