「過去イチ体が柔らかくなっている」ベガルタ仙台・林彰洋選手“おうち時間”増え行うようになったことは【ヒーローインタビュー】

AI要約

ベガルタ仙台の守護神・林彰洋選手がチームのリーダーとして活躍し、堅守を築くことに貢献している。

林選手は過去の経験を生かし、コミュニケーションを重視して守備陣を統率している。

チームとしてアグレッシブに戦う姿勢を持ち、昨年からの改善点を取り組んでいる。

「過去イチ体が柔らかくなっている」ベガルタ仙台・林彰洋選手“おうち時間”増え行うようになったことは【ヒーローインタビュー】

今回のヒーローは、ベガルタ仙台のゴールマウスに立ちはだかる守護神・林彰洋選手。今年Jリーグ通算300試合出場を果たしたベテランゴールキーパーは開幕からここまで全試合に出場し、ピッチ上のリーダーとして守備陣を牽引。3月には4試合連続無失点を達成するなど、チームの堅守に不可欠な存在となっています。今シーズンチームが大きく生まれ変わる中、序盤の戦いから見えたもの、そして最年長として臨む勝負の1年への思いに迫ります。

■コミュニケーションは去年よりスムーズ

ベガルタ仙台 林彰洋選手:

「ベガルタ移籍2年目、色んな幅が去年以上に今年は持てています。プレーの幅もそうですし、考えの幅とかも。過去の経験を経て、2年目やりやすさが出てきました」

海外クラブや日本代表でのプレー経験を持ち、長らくJ1の舞台で戦ってきた林選手。ベガルタ移籍2年目の今シーズンは、その豊富な経験値と的確なコーチングで守備陣を統率しリーグ屈指の堅守を構築。平均失点は1点以下と抜群の安定感を見せています。

林彰洋選手:

「(Q 守備への手応えは)ゴール前の守備のことは、森山監督を筆頭にこのチームのコンセプトとしてやってきました。去年から、真ん中のセンターバック(菅田真啓選手、小出悠太選手)に関しては同じメンバーでやっているので、特徴も把握していますし、コミュニケーションも去年以上にスムーズに取れていると思います。言って動くじゃ遅かったりするじゃないですか試合の時って、こういう時はこうだよねとオートマティックに動けるようなシチュエーションは、少なからず去年より多いと思います」

多くの試合で複数失点を喫していた昨シーズンから立て直すため、林選手が積極的に行ってきたのが、選手とのコミュニケーション。抱えている問題点を共通認識することで、守備の改善につなげてきました。

林彰洋選手:

「チームが去年出来なかったのは、アグレッシブに戦うことでした。相手と戦う時、戦術がこうだからいけないよとか攻撃の人数が相手3人でこっちが守備3人だと『4人目いないから足りない』みたいなそこを頑張って4人目になろうとする選手もいないし、3人も弱腰になっていました。そこの部分は去年から学ばないといけないと思って、それが出来なかったのが去年だったと思うし、それが出来ている試合は今年強いなと感じています」