脱炭素社会への移行推進する"GX特区"目指す 北海道の鈴木知事らが岸田首相と意見交換 北海道の持つ再生可能エネルギーの特性を生かす…6月には選定地域を公表予定

AI要約

鈴木知事と秋元札幌市長がGX(グリーン・トランスフォーメーション)特区の実現を目指して岸田首相と意見交換を行いました。

北海道と札幌市は再生可能エネルギーを活かし、GXに関する資金や人材が集まる金融センターを目指しています。

政府の特区に指定される可能性がある知事と市長が参加し、GX投資を地域の活性化につなげたいと述べました。

脱炭素社会への移行推進する

 脱炭素社会移行を推進する戦略=GX(グリーン・トランスフォーメーション)特区の実現を目指し、鈴木知事と秋元札幌市長は5月31日、岸田首相と意見交換を行いました。

 北海道と札幌市は、北海道の持つ再生可能エネルギーの特性を生かし、GXに関する資金、人材、情報が世界中から札幌に集まる金融センターの実現を目指しています。

 意見交換には札幌市をはじめ、政府が創設する「金融・資産運用特区」の指定を目指す東京、大阪、福岡の知事と市長などが参加し、提案内容を説明しました。

 「GX投資を実現していくことによって、地域の活性化と投資の好循環を作っていきたい」(北海道 鈴木知事)

 岸田首相は6月4日に諮問会議を開き、特区の選定地域を公表する考えを示しました。