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6月分から電気料金値上がり 物価高の中で家計直撃 国の補助打ち切り
北陸電力と関西電力の電気料金が値上がりする見込みで、家計への影響が懸念されている。
国の補助金打ち切りとエネルギー価格高騰が背景にあり、電気代の値上げが避けられない状況。
暑い夏の到来とともに電気料金の上昇が重なり、家計に厳しいダブルパンチとなる恐れがある。
![6月分から電気料金値上がり 物価高の中で家計直撃 国の補助打ち切り](/img/article/20240531/665948d07b81c.jpg)
電気料金を抑制していた国の補助金の終了に伴い、北陸電力の6月分の 電気料金は、一般家庭で400円の値上がりが見込まれ、家計への直撃が避けられない状況です。
北陸電力によりますと、7月に請求される標準家庭の6月分の電気料金は7758円となり、前の月より402円高くなります。
ロシアの軍事侵攻によるエネルギー価格の高騰を踏まえ、国は去年の2月分から電気代を補助してきました。この補助金を段階的に縮小する中、とうとう今月分で打ち切りになります。
なお関西電力の管内では、一般的な家庭で6月使用分から468円上がって7664円になります。
今年の夏も平年に比べ気温の高い日が続く予想で、暮らしに欠かせない電気料金の値上げと物価高のダブルパンチが家計に直撃しそうです。