【速報】7月の電気・ガス料金大手全社値上げ…補助金カットで東京電力は392円・東京ガスは121円値上がり

AI要約

大手電力会社と都市ガス会社が7月請求分の料金値上げを発表

補助金の終了に伴い、電気料金は値上がりするものの、値上がり幅は縮小

経済産業省は今後の電気料金について過去最高を上回らないとしている

【速報】7月の電気・ガス料金大手全社値上げ…補助金カットで東京電力は392円・東京ガスは121円値上がり

7月請求分の電気・ガス料金は大手全社で値上がりする。

電力大手10社は7月請求分の電気料金を発表し、国が負担軽減策として支給している補助金が終了することに伴い、使用量が標準的な家庭で、東京電力で8930円となるなど、10社全社で値上がりする。

電気料金が大きく左右される石炭やLNG=液化天然ガスなどの燃料の輸入価格が、ロシアによるウクライナ侵攻が始まった時期と同程度にまで下落しているため、補助金の終了に伴う値上がり幅が縮小された。

今後の電気料金について、経済産業省は「当面、過去最高を上回ることは見込んでいない」としている。

また、大手都市ガス4社も7月請求分のガス料金を発表し、政府による負担軽減措置が終了することから、4社全てで95円から121円値上がりする。