朝食にぎりずし食べ放題 ホテルヴィスキオ富山6月スタート

AI要約

ホテルヴィスキオ富山は6月1日から朝食メニューをリニューアルし、富山湾の魚介を使用した本格的なすしを提供する。すし職人が握るにぎりずしの食べ放題も導入され、県内外の利用客に富山の名物をアピールする。

地元の食材にこだわり、竹中銅器のアルミプレートを使用するなど、伝統工芸の魅力も楽しめる工夫がされている。内覧会では富山湾産のネタを振る舞い、来訪者から高い評価を得た。

朝食は宿泊客限定で、リーズナブルな価格で提供される。富山のすし文化を大切にし、全国的にも珍しい体験ができるホテルとして注目されている。

朝食にぎりずし食べ放題 ホテルヴィスキオ富山6月スタート

 ホテルヴィスキオ富山(富山市明輪町)は6月1日から朝食メニューをリニューアルし、にぎりずしの食べ放題を追加する。富山湾の魚介を使い、すし職人が目の前で握った本格的なすしをその場で味わえる。国内外の利用客に提供することで、県が進めるブランド戦略「寿司といえば、富山」のPRにも一役買う。

 同ホテルは2022年3月のオープン以来、県産食材を売りにしたバイキング形式の朝食メニューが人気を集めてきた。今回のリニューアルでは、すし店「とやま鮨海富山」の職人が握ったすしをメニューに加えた。すしネタは常時5~6種類用意し、半数は富山湾産を使うという。

 すしを盛り付ける皿は、竹中銅器(高岡市美幸町)のアルミプレートを採用し、伝統工芸の魅力も伝える。

 関係者向け内覧会が30日にあり、富山湾で水揚げされたマダイやサワラ、カサゴなどのにぎりずしを振る舞った。ホテルヴィスキオ富山の嶋村雅彦総支配人は「朝から職人が握ったすしを食べられるホテルは全国でも珍しい。大きな名物になってほしい」と期待した。

 朝食は宿泊客限定で大人3200円、6~12歳1600円。営業時間は午前6時半~同10時。