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知ってる?”生活道路”の法定速度
警察庁が生活道路の法定速度を見直す方針を固めた。
現在の法定速度は60キロだが、幅の狭い道路では30キロに見直す予定。
再来年の9月から法律改正を予定し、速度規制の標識がある場合は従う。
![知ってる?”生活道路”の法定速度](/img/article/20240530/665847007ac32.jpg)
住宅地などにあるいわゆる「生活道路」の法定速度を警察庁が見直す方針を固めました。狭い道路がいままで危険な状態だったことが明らかになりました。
★青森放送 本宮修司 記者
「こちらの広い道路の法定速度は50キロ そしてちょっと狭いこちらの道路皆さんは何キロか知っていますか?この生活道路の法定速度が見直されることになりました」
日常的に利用する道幅の狭い「生活道路」。実は現在速度規制の標識や標示がある場所を除いて自動車の法定速度はほかの道路と同じ、原則時速60キロとされています。
★地域住民
「分からないです40キロとか30キロとかですか」(記者 60キロだそうです)「あーでもそんなに速く走っている人見たことあんまりないですみんな遅いスピードで走っている感じがします」
★地域住民
「30キロくらいだと思いますけど」(記者 60キロだそうです)「出せるのここ飛ばして歩く人いるからけっこう」「危ないよ60キロだと出てくる可能性もあるし子ども出てくるし」(記者 見直すのには?)「賛成です良いと思います」
全国で生活道路をスピードを緩めずに走行する車による交通事故があとを絶たないことから、警察庁は幅の狭い道路について法定速度をこれまでの60キロから30キロに見直す方針です。「生活道路」には明確な定義がないことから、目安として中央線などがなく道幅が5.5メートル未満の道路などが対象となるということです。時速30キロであれば歩行者と衝突しても致命的な事故にならない可能性が高いということです。速度規制の標識が設置されている場合はこれまで通り標識に書かれた速度が最高速度となります。今後意見募集を行ったうえで法律を改正して再来年の9月から法定速度を見直す予定です。