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「シャリ感楽しんで」 出来栄え上々 鳥取すいか査定会
鳥取県北栄町で甘い大玉のスイカの査定会が開かれ、今年の出来栄えが報告されました。
スイカの平均重量や糖度が去年を上回り、試食した人からも好評でした。
JA全農とっとりでは、出荷量と売り上げが増加することを期待しています。
![「シャリ感楽しんで」 出来栄え上々 鳥取すいか査定会](/img/article/20240528/6655b203c146e.jpg)
大玉で甘いスイカができました。
鳥取すいかの今年の出来栄えを確認する査定会が、28日、鳥取県北栄町で開かれました。
安松裕一 記者
「ずらっと並んだ大玉のスイカ。こちらのスイカの重さははおよそ10キロ。持ってみます、かなり重たいです」
査定会の会場となった鳥取県園芸試験場には、大栄、倉吉、琴浦、泊の4地区から
18玉のサンプルが持ち込まれ、まずは検査員がひとつひとつ大きさや重さを測り、叩いて中身に空洞が無いかなどをチェックしていきました。
そして、査定会が始まると、今年の生育具合について、3月が寒く遅れ気味だったものの、4月は気温が上がり回復したことなどが報告され、その後、スイカをカットし糖度を測っていきました。
査定の結果、平均重量は去年を上回る8.74キロ。
平均糖度も内側が12.9度、外側が12.5度で、それぞれ去年を上回りました。
これには試食した人も…
「香りもあるし、甘みもある」
「食べやすいシャリ感のあるスイカに仕上がってます」
JA全農とっとり 尾崎博章 県本部長
「鳥取のスイカのシャリ、甘さを十分に楽しんでいただいて、何度も買っていただきたいと願っています」
JA全農とっとりでは、1万4950トンの出荷、40億3650万円の売り上げを見込んでいます。