肥後銀行、決済アプリ「くまモン!Pay」開発着手 2025年春のサービス開始目指す 

AI要約

肥後銀行がスマホ決済アプリ「くまモン!Pay」を開発し、2025年春にサービス開始を目指す。

アプリは地域限定のICカード機能をスマホで使用可能にし、熊本県内でのキャッシュレス決済を拡大する。

肥後銀はICカードの運営主体を引き継ぎ、利用者の利便性向上を図る。

肥後銀行、決済アプリ「くまモン!Pay」開発着手 2025年春のサービス開始目指す 

 肥後銀行は24日、スマートフォン(スマホ)で公共交通機関の運賃支払いや買い物をした時の決済ができるアプリ「くまモン!Pay」を開発すると発表した。2025年春のサービス開始を目指す。

 15年4月にスタートした地域限定型の交通系ICカード「くまモンのICカード」の機能をスマホでも使えるようにして、熊本県内でのキャッシュレス決済を拡大させる狙い。利用者はアプリ上で発行するプリペイドカードなどに事前入金し決済する。

 アプリを使えば、ICカード同様、県内の路線バスや熊本市電の運賃支払いができるほか、ICカードの加盟店以外でも決済が可能になるという。肥後銀は「顧客の利便性を高めたい」としている。

 肥銀カード(熊本市)が担ってきた「くまモンのICカード」の運営主体を7月1日付で肥後銀に移す。ICカードはこれまで通り使える。(田代智也)