ブラバンで元気注入 中学5校が白熱ステージ 奈良県天理市「コフフンフェス」

AI要約

奈良県天理市で開催された音楽の祭典「CoFuFun FES(コフフン フェス).2024」は市制70周年を記念して多くの人に楽しまれた。

主催者である辻本美博さんを中心に行われた野外音楽イベントは、地元の中学生らも出演し、会場は賑わった。

キッチンカーも多数出店し、家族連れを中心に晴天の下、たくさんの来場者が集まった。

ブラバンで元気注入 中学5校が白熱ステージ 奈良県天理市「コフフンフェス」

 奈良県天理市川原城町の天理駅前コフフン広場で25、26日の2日間、音楽の祭典「CoFuFun FES(コフフン フェス).2024」(同実行委員会ほか主催)があった。今年は同市制70周年を記念して開かれ、多くの人が楽しんだ。

 同祭典は市のPR大使でクラリネット&サックス奏者の辻本美博さんが中心となり企画する野外音楽イベント。音楽の力で町を元気にしようと2019年に始まった。

 26日の「未来ステージVol.2」では、天理中学をはじめ同市内の中学5校の吹奏楽部らが出演。辻本さんと共に白熱のステージを繰り広げた。会場内にはからあげやタコス、ハンバーガーなど同市の名物グルメを集めたキッチンカーも多数出店。晴天のもと家族連れを中心に多くの来場者でにぎわった。

 和歌山県から来た主婦の西井洋子さん(70)は「学生時代に天理で過ごした。いつ訪れても心が安らぐ。今日は若い人たちから力をもらった」と喜んだ。

 主催者を代表し辻本さんは「未来へ羽ばたく人たちが、挑戦し輝けるステージを一緒につくっていきたい。そして市と共に、私も演者として成長していければ」と思いを語った。

 この日はステージで市制70周年記念式典も開かれた。