大分県内の高校生が世界の課題学び解決策考える 本年度「グローバルリーダー育成塾」開講、29校から890人参加

AI要約

大分県内の高校生が世界の課題を学び、話し合いを通じて解決策などを考える「グローバルリーダー育成塾」が開催された。

県内の29校から約890人が参加し、世界に挑戦する気概とリーダーとしての素養を育成する取り組みとなっている。

塾では講演やグループディスカッションを通じて、生徒たちは世界の課題解決に向けて自らができることを考える機会を得ている。

大分県内の高校生が世界の課題学び解決策考える 本年度「グローバルリーダー育成塾」開講、29校から890人参加

 大分県内の高校生が世界の課題を学び、話し合いを通じて解決策などを考える本年度の「グローバルリーダー育成塾」が25日、大分市旦野原の県教育センターで開講した。

 世界に挑戦する気概とリーダーとしての素養を培おうと2016年度から県教委が開いている。

 私立を含む県内の29校から約890人が参加。一般社団法人エシカル協会(東京都)の末吉里花代表理事が講演し、世界各地に出向いた体験を語った。

 その後、生徒は8、9人のグループに分かれ、「世界の課題解決に向けて、私ができること」をテーマにディスカッションした。

 塾は12月までに計4回開かれる予定。別府鶴見丘1年の牧青志(そうし)さん(15)は「同世代の人たちと一緒に学びながら、新しい発見をしたい」と話した。