大分市の住吉川で「ホタル」舞い始める 地域の環境保全活動実る

AI要約

大分市の住吉川で、黄緑色の淡い光を放つホタルが飛び始めました。

地元の有志らでつくる「住吉川のホタルを増やす会」では毎年観賞会を開催し、地域の子どもたちも楽しんでいます。

住吉川は30年前から環境保全活動が行われ、ホタルの数が増えています。

大分市の住吉川で「ホタル」舞い始める 地域の環境保全活動実る

大分市の住吉川で、黄緑色の淡い光を放つホタルが飛び始めました。

大分市の大分インターチェンジ近くを流れる住吉川では、例年より5日ほど早くゲンジボタルが飛び始め、23日夜は数十匹が確認されました。地元の有志らでつくる「住吉川のホタルを増やす会」では毎年観賞会を開催していて、地域に住む小学生およそ30人が闇夜に浮かぶ光の乱舞を楽しみました。

(観賞した人)「ホタルが星みたいで綺麗でした」「今年は去年よりもホタルが多かったのでこれからも見続けたいです」

住吉川はおよそ30年前、生活排水などにより川が汚れていましたが、地域の人たちによる環境保全活動によりホタルが飛び交うようになりました。

(住吉川のホタルを増やす会・津田慎之祐会長)「ホタルの環境を考えていただき水や自然のことをもう一回思い出していただければと思います」

ホタル観賞会は、大分市の住吉川上流域で5月29日まで行われます。