【独自】3人重軽傷のタクシー逆走事故 72歳の運転手は乗務開始2日目 警察が勤務先を家宅捜索 京都

AI要約

京都の世界遺産・二条城の近くでタクシーが逆走し、車6台が絡み3人が重軽傷を負った事故が発生した。

事故の前日に乗務を始めたばかりだった運転手が、堀川通での接触事故後に200メートル以上逆走したとみられる。

警察は運転手の過失運転疑いで家宅捜索を行い、22日に勤務を始めたばかりだったことが判明し、捜査を進めている。

【独自】3人重軽傷のタクシー逆走事故 72歳の運転手は乗務開始2日目 警察が勤務先を家宅捜索 京都

 京都の世界遺産・二条城の近くでタクシーが逆走し、車6台が絡み3人が重軽傷を負った事故で、逆走したタクシーの運転手は、事故の前日に乗務を始めたばかりだったことがわかりました。

 23日午前7時45分ごろ、京都市中京区にある二条城の近くの「堀川通」で、車6台が絡む事故がありました。この事故で、タクシーを運転していた72歳の男性のほか、2人が骨折するなどの重軽傷を負いました。

 警察によりますと、タクシーが300メートルほど手前で別の車と接触する当て逃げ事故を起こした後、200メートル以上にわたって逆走したとみられています。

 警察は24日午前に、過失運転致傷の疑いで、タクシー運転手が勤務していた京都市内のタクシー会社に家宅捜索に入り、勤務記録や履歴書などを押収しましたが、その後の捜査で、運転手の男性が22日に勤務を始めたばかりで、その翌日の23日に事故を起こしていたことがわかりました。

 運転手の男性は、今のタクシー会社で勤務する前にも、タクシー運転手として働いていたとみられ、現在も入院しているということで、警察は男性の回復を待って、当時の状況について詳しく聞き取りを進める方針です。