「なに、俺の名前使ってんだ、金を出せば許してやる」などと脅して現金5000円を奪い、中学生2人にけがをさせた疑いで16歳少年を逮捕 北海道帯広市

AI要約

北海道帯広市で16歳の少年が男子中学生2人を脅して金を奪い、暴行を加えた事件が発生。

被害者と少年は面識があり、少年は容疑を認めている。

警察が事件の動機や余罪について調査を進めている。

「なに、俺の名前使ってんだ、金を出せば許してやる」などと脅して現金5000円を奪い、中学生2人にけがをさせた疑いで16歳少年を逮捕 北海道帯広市

 今年3月、北海道帯広市で、「金を出せば許してやる」などと脅して金を奪ったうえ、男子中学生2人の頭を殴るなどしてけがをさせたとして、アルバイト従業員の16歳の少年が逮捕されました。

恐喝と傷害の疑いで逮捕されたのは、帯広市内に住む、アルバイト従業員の16歳の少年です。

警察によりますと、少年は、今年3月30日午前11時すぎ、14歳の男子中学生1人を帯広市内の路上に呼び出し、「他の場所で、なに、俺の名前使ってんだ」「金を出せば許してやる」などと脅して、男子中学生から現金5000円を奪ったうえ、頭や顔を殴るなどしてけがをさせました。

同じ日の午後3時半すぎには、過去のいざこざを理由に、別の14歳の男子中学生を帯広市内の人目につかない立体駐車場に呼び出し、胸やみぞおちを蹴るなどしてけがをさせました。

被害に遭った男子中学生2人と少年は、面識があるということです。

男子中学生2人は、暴行を受けた当日、親と一緒に警察を訪れ、被害を相談。

警察が捜査を進め、事件発生から約2か月後の5月23日、少年を帯広市内の自宅で逮捕しました。

警察の調べに対し、16歳の少年は「2人に危害を加えたことは間違いない」と容疑を認めているということです。

警察は、少年の犯行動機や余罪などについて、詳しく調べています。