住吉会系組長ら20人逮捕 凶器持ち集合容疑 警視庁

AI要約

警視庁暴力団対策課が特殊警棒やバットを持ち対立した暴力団組事務所前に集合した容疑で、指定暴力団住吉会系組長と組員ら20人が逮捕された。

逮捕容疑は特殊警棒やバットを持ち集合したことであり、事務所前に車が突っ込むなどの事件も起こった。

警察は建造物損壊容疑を含めて調査を行っている。

 特殊警棒やバットを持ち、対立する暴力団組事務所前に集合したとして、警視庁暴力団対策課は22日までに、凶器準備集合容疑で、指定暴力団住吉会系組長の林田大輔(52)=東京都新宿区中落合、組員の細淵力(41)=埼玉県越谷市弥生町=両容疑者ら、男20人を逮捕した。

 同課は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は昨年9月11日午後10時20分ごろ、足立区谷在家にある別の住吉会系組事務所前に、特殊警棒やバットを持ち集合した疑い。

 細淵容疑者らは同日、車約10台で事務所前に押し掛け、うち1台のワンボックスカーがバックで事務所に突っ込んで外壁を破壊した。けが人はいなかったが、同課は建造物損壊容疑でも調べる。