ほこらに刻まれた判読不明の文字…3D計測したら神社の棟札の記述と一致 技術力を誇示したかった?160年前の陶工たち

AI要約

美山の沈寿官窯敷地にあるほこらに記された制作年や人名が、玉山神社の棟札として存在する陶板に書かれた内容と一致していることが分かった。

窯神と陶板には陶工のほか、藩の役人の名前も刻まれており、陶板は玉山神社の造り替えに伴うものとされるが、沈寿官窯に伝わった経緯は分からない。

薩摩焼で作られたほこらや窯神は、陶工たちの技術力やアイデンティティーを示すために作られた可能性がある。

ほこらに刻まれた判読不明の文字…3D計測したら神社の棟札の記述と一致 技術力を誇示したかった?160年前の陶工たち