# 陶芸

「奇妙なふたり展」 陶芸と愛らしいイラストのコラボ 多彩な作品並ぶ/岡山・奈義町
2024.07.04

「奇妙なふたり展」 陶芸と愛らしいイラストのコラボ 多彩な作品並ぶ/岡山・奈義町

 陶芸家・木原康二さん(73)=岡山県津山市=とグラフィックデザイナー・大塚益美さん(77)=岡山市=による「奇妙なふたり展」が勝田郡奈義町高円のそばカフェ木楽ギャラリーで開かれ、コラボを含む陶芸作品が来場者の目を楽しませている。28日まで。 親交のあるふたりが近作約50点を出展

再興九谷、色絵磁器の値段記す 加賀市の展示館が古文書初確認
2024.07.04

再興九谷、色絵磁器の値段記す 加賀市の展示館が古文書初確認

  ●再興の吉田屋窯 江戸後期に九谷焼を現在の加賀市で再興した吉田屋窯の色絵磁器の値段を記した古文書が3日までに、市九谷焼窯跡展示館の調査で見つかった。これまで市指定文化財「吉田屋文書」に陶器と素焼きの値段が記載されていたが、色絵磁器の価格を示す史料の確認は初めて。同館は1枚6匁

【行くべき展覧会】陶器でできた空き缶や新聞紙が国内外で人気!「三島喜美代―未来への記憶」
2024.07.03

【行くべき展覧会】陶器でできた空き缶や新聞紙が国内外で人気!「三島喜美代―未来への記憶」

陶器でできた空き缶や古新聞などの作品が国内外で大人気の三島喜美代。意外なことに、東京の美術館での個展は初めてだという。初期の油絵やコラージュから大型近作までが一堂に会する練馬区立美術館へ。 三島喜美代は1932年大阪生まれのアーティストだ。70年以上のキャリアをもち、国内外での人

松本・中町で陶芸家・田中一光さん個展 心の底流から生まれた新シリーズも
2024.07.02

松本・中町で陶芸家・田中一光さん個展 心の底流から生まれた新シリーズも

 陶芸家・田中一光さんの個展「青の主題による変奏曲 第10変奏」が現在、松本・中町通りのギャラリー「GRAIN NOTE(グレインノート)」(松本市中央3、TEL 0263-32-8850)で開催されている。(松本経済新聞) カップや皿など約400点を展示する。濃紺や水色など多彩

三島喜美代さん死去 現代美術家、91歳
2024.06.27

三島喜美代さん死去 現代美術家、91歳

 新聞、雑誌や空き缶などを陶で表現した作品で知られる現代美術家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、死去した。 91歳だった。葬儀は近親者で済ませた。 大阪市出身。1970年代から新聞や雑誌などの印刷物を陶に転写した立体作品を制作した。空き缶、段ボールなどの身

現代美術作家の三島喜美代さん死去 代表作「20世紀の記憶」
2024.06.27

現代美術作家の三島喜美代さん死去 代表作「20世紀の記憶」

陶器に文字を転写する作品で現代陶芸の表現の幅を広げた現代美術作家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、死去した。91歳。葬儀・告別式は近親者で執り行った。大阪市出身。1950年代から絵画など平面作品を制作し、70年代に入ると、陶器にシルクスクリーンで印刷物を転写する作品を発

美術家・三島喜美代さん死去 91歳 「ゴミ」モチーフの作品多数
2024.06.27

美術家・三島喜美代さん死去 91歳 「ゴミ」モチーフの作品多数

 大量消費される日用品を模した立体作品を手がけ、独自の陶表現を切り開いた美術家、三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、亡くなった。91歳。葬儀は近親者で営んだ。 戦後、独立美術協会に所属し、絵画を発表。1970年ごろから独学で陶制作を始め、新聞や空き缶の表面などの印刷物を転写

現代美術家、三島喜美代さん死去 ごみを再現した陶製作品
2024.06.27

現代美術家、三島喜美代さん死去 ごみを再現した陶製作品

 新聞紙や段ボール、空き缶といった身近なごみを精巧に再現した陶製の作品で知られる現代美術家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、病気のため死去した。91歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者で行った。 1950年代に活動を開始。当初は新聞や雑誌をコラージュした油彩画など平面作

フランスと日本にルーツを持つ セラミックアーティスト AYA COURVOISIERのインスピレーション源は?
2024.06.25

フランスと日本にルーツを持つ セラミックアーティスト AYA COURVOISIERのインスピレーション源は?

パリで陶芸技術を学び、現在は東京で、セラミックアーティストとして活動しているクヴァジエ彩のアトリエを訪問。 大学進学でパリに行き、ファッションやアートに関わる仕事もしていた経験を持つ彼女に、「なぜセラミックアーティストになったのか」や「インスピレーション源」などを、アトリエの紹介

大堀相馬焼・陶吉郎窯30日オープン 浪江に帰還、産地復活へ決意
2024.06.25

大堀相馬焼・陶吉郎窯30日オープン 浪江に帰還、産地復活へ決意

 大堀相馬焼の陶吉郎窯は30日、福島県浪江町大堀地区に整備した工房と店舗をオープンする。24日は内覧会が開かれた。東京電力福島第1原発事故後、窯元が大堀地区に帰還して再開するのは初めて。窯元の近藤学さん(70)は「大堀でなりわいを成り立たせる。若い世代や避難先の同業者が集まることで、再び産地形

高校生の子どもが大学に進学せず、陶芸家に弟子入りすると言っています。そもそも陶芸家で食べていくことは現実的なのでしょうか?
2024.06.24

高校生の子どもが大学に進学せず、陶芸家に弟子入りすると言っています。そもそも陶芸家で食べていくことは現実的なのでしょうか?

陶芸家という仕事はなじみが薄く「現実的に食べていけるの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。今回は、陶芸家の仕事や必要なスキル、生計を立てるための現実性、キャリアパスについて説明します。陶芸家として成功するためのポイントについても解説します。陶芸家とは焼き物

兵庫陶芸美術館で県ゆかりの陶器を紹介する特別展/兵庫県
2024.06.24

兵庫陶芸美術館で県ゆかりの陶器を紹介する特別展/兵庫県

陶芸品のコレクター・高瀬正義さんが寄贈した兵庫県ゆかりの陶器を紹介する特別展が兵庫県丹波篠山市で開かれています。江戸時代末期の丹波国で、当時の篠山藩主が築いた王地山焼(おうじやまやき)の皿の他、同じく江戸時代末期に摂津国で作られた三田焼の鉢が展示されています。丹波篠

大正から昭和にかけ活躍した兵庫の名工 初代和田桐山の作品紹介する特別展/兵庫県
2024.06.23

大正から昭和にかけ活躍した兵庫の名工 初代和田桐山の作品紹介する特別展/兵庫県

大正から昭和にかけて尼崎市で活躍した陶芸家・初代和田桐山の作品を集めた特別展が丹波篠山市で開かれています。深みのある赤に重厚感ある金が施された豪華絢爛な作品。初代和田桐山の評価を不動のものにした代表作です。兵庫県丹波篠山市の兵庫陶芸美術館で開かれている特別展では、陶

天井いっぱいに「南総風鈴」 福島さんが野鳥の森に200点 館山(千葉県)
2024.06.19

天井いっぱいに「南総風鈴」 福島さんが野鳥の森に200点 館山(千葉県)

房総の海をイメージした陶製の風鈴「南総風鈴」が並ぶ、陶風鈴展が館山市大神宮の館山野鳥の森「ふれあい野鳥館」で始まった。同市内の陶芸家、福島久美子さん(43)が制作する作品の展示で、爽やかな色合いとやさしい音色を奏でる風鈴200点が天井を彩り、来場者を楽しませている。8月31日まで。

ペルシャの技法復元、継承 うすい百貨店で「七代加藤幸兵衛展」17日まで 福島・郡山市
2024.06.14

ペルシャの技法復元、継承 うすい百貨店で「七代加藤幸兵衛展」17日まで 福島・郡山市

岐阜県出身の有名陶芸家の作品展が、福島県郡山市の百貨店で開かれています。キラキラと玉虫色に輝く陶器。作品からは、異国情緒が漂います。郡山市のうすい百貨店で開かれている「七代 加藤幸兵衛展」。岐阜県出身の加藤幸兵衛さんは、400年前に途絶えたペルシャの技法「ラスター彩

お得な「山陰のんびりパス」で民芸三昧と庭園巡り。大阪発2泊3日、島根県・鳥取県の旅
2024.06.13

お得な「山陰のんびりパス」で民芸三昧と庭園巡り。大阪発2泊3日、島根県・鳥取県の旅

 出雲を称えた枕詞「八雲立つ」。その神秘的な響きを冠した特急やくもは、岡山駅から出雲神話の国への直行列車として国鉄時代から親しまれている。今春、新型車両が誕生したというので初乗りの旅に出た。 岡山駅のホームに現れた真新しい車両は、宍道(しんじ)湖の夕日などに例えられる通り、輝くよ

心くすぐる“顔”ある陶器 陶芸家・青葉聡示さん 連載「丹波篠山 工芸と人と」/兵庫・丹波篠山市
2024.06.11

心くすぐる“顔”ある陶器 陶芸家・青葉聡示さん 連載「丹波篠山 工芸と人と」/兵庫・丹波篠山市

 「AOBA  POTTERY」青葉 聡示さん(37)=兵庫県丹波篠山市東吹= コップに、皿に、箸置きに、顔、顔、顔―。視線を感じるような類のものではなく、愛らしく、にんまりしてしまう「顔」が施された陶器。クリーム状の化粧土で装飾して焼き上げる技法「スリップウェア」を用いたシンプ

ナンバープレートにしたらかっこいいと思う岡山県の地名はどれ? 3つの地名を紹介!
2024.06.09

ナンバープレートにしたらかっこいいと思う岡山県の地名はどれ? 3つの地名を紹介!

 車を特定するためのナンバープレートには、該当車の登録先である陸運局または支局の地名が記載されています。ただし、ナンバーに選ばれている地域名は限定的で、「この地名がナンバープレートになったらかっこいいのに」と考えたことがある人もいるのではないでしょうか。 そこで今回は、「ナンバー

「9ボーダー」松下洸平、陶芸シーンに「スカーレット」思い出す視聴者多数「ハチさんがいる」「懐かしい」
2024.06.08

「9ボーダー」松下洸平、陶芸シーンに「スカーレット」思い出す視聴者多数「ハチさんがいる」「懐かしい」

【モデルプレス=2024/06/08】女優の川口春奈が主演を務めるTBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(読み:ナインボーダー/毎週金曜よる10時~)の第8話が、7日に放送された。陶芸シーンに反響が寄せられた。<※ネタバレあり>◆川口春奈主演「9ボーダー」本作は、19歳、

パリ在住の編集者がおすすめする、いま注目のうつわ作家9名。
2024.06.08

パリ在住の編集者がおすすめする、いま注目のうつわ作家9名。

メイクアップアーティストを目指していたレアだが、コロナ禍で始めた陶芸に夢中になり陶芸家に転向。2020年より独学で陶芸を始め、若い感性で注目を集めるレア・バルダサリ。大きくて丸いハンドルが飛び出ているようなマグカップをはじめ、ユニークで自由なフォルムが特徴。色の釉薬は使わず、白土