JALが全国で初めて松山空港にリチウムイオンバッテリー式電源装置を導入【愛媛】

AI要約

日本航空は、松山空港にリチウムイオンバッテリー式の電源装置を導入し、CO₂を排出せずに待機中の飛行機に電力供給する取り組みを行っている。

新しい電源装置は従来のディーゼルエンジン式よりも環境に配慮し、CO₂排出量をゼロにし、周囲の騒音も削減できる効果がある。

日本航空は今後も全国の空港で同様の取り組みを検討し、CO₂排出量のさらなる削減を目指す。

日本航空はCO2を排出しない、リチウムイオンバッテリー式の電源装置を全国で初めて松山空港に導入しました。

松山空港に到着した羽田発の日本航空の旅客機。次のフライトに向けエンジンを切って待機している間も、コンピューターや空調などの設備に電力が必要となります。

その待機中の電力を供給するため、松山空港に今月9日から導入されたのが、リチウムイオンバッテリー式の電源装置「eGPU」。日本航空では全国初導入で22日、関係者に公開されました。

搭載されているバッテリーはEV車4台分で、ケーブルを通して待機中の旅客機の機体に電力を供給します。日本航空によりますとこれまではディーゼルエンジン式の電源装置しかありませんでしたが、リチウムイオンバッテリーを使うことでCO2の排出量ゼロ、周囲への騒音も3割削減できるということです。

日本航空松山支店・澤田康子支店長:

「松山から初めてという環境に配慮した機器の導入ということがあるので、私たち自身もより環境に配慮した取り組みを推進する原動力になっていると思います」

日本航空ではCO2排出量のさらなる削減へ今後、松山以外の国内空港での導入を検討していきたいとしています。

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