観光客誘致の目玉に…2人で1泊約126万円!丸亀城を貸し切り殿様気分「城泊」の魅力とは?【香川】

AI要約

丸亀城に泊まれる「城泊」の予約が開始され、オープニングセレモニーが行われました。豪華な宿泊料金、建物の特徴、外国人観光客の期待が寄せられています。

延寿閣別館は旧丸亀藩京極家の一部を移築した施設で、市が改修工事を行い2024年に宿泊が可能になります。

市長のコメントから、城泊を通じて丸亀の歴史と文化を知ってもらうことが最大の目的であり、年間30組の受け入れを目指しています。

観光客誘致の目玉に…2人で1泊約126万円!丸亀城を貸し切り殿様気分「城泊」の魅力とは?【香川】

5月から丸亀市の丸亀城に泊まれる「城泊」の予約の受け付けが始まり、21日、オープニングセレモニーが行われました。1泊120万円を超える城泊の魅力とは?

丸亀城で行われたセレモニーには、丸亀市の松永市長や香川県の池田知事ら約70人が参加し、テープカットして施設の完成を祝いました。

江戸時代初期に建てられ、石垣の名城として知られる丸亀城。城泊の舞台となる「延寿閣別館」は、天守閣から見下ろせる三の丸にあります。建物は木造平屋建て、延べ床面積は120平方メートルです。

(中村香月記者)

「寝室には2つのベッドが並んでいて、一歩外に出ると、丸亀の市街地が一望できます」

延寿閣別館は、東京にあった旧丸亀藩京極家の屋敷の一部を移築したもので、市が2023年から約2億円をかけて改修工事を進めていました。

宿泊料金は1泊2日の2食付きで、2人で約126万円。丸亀城を貸し切りにして滞在することができ、殿様気分を味わえます。

城泊は5月1日から予約を受け付けていて、既に7組から問い合わせがあったということです。そのうち2組は外国人観光客で、インバウンドを含む観光客誘致の目玉として期待されます。

(丸亀市 松永恭二市長)

「(城泊を通じて)丸亀の歴史と文化を知ってもらう。それを世界に発信して丸亀に来てもらうのが一番の目的。泊まりに来てもらえたらありがたい」

宿泊は2024年7月1日からでき、市は年間30組の受け入れを目指しています。