ベトナム理解へフェスティバル開催 宇都宮

AI要約

栃木県とベトナムとの交流を深める催しが宇都宮市で開催されました。

イベントではベトナムの文化や料理が紹介され、友好関係を祈願するあいさつが行われました。

県内の企業支援や経済交流が活発化しており、ベトナム人コミュニティも盛んになっています。

このところ栃木県と交流が盛んなベトナムの文化などを紹介し理解を深める催しが22日、宇都宮市内で開かれました。

宇都宮市のオリオンスクエアで開かれた栃木ベトナムフェスティバルは、ことしで2回目の開催となります。開会式では栃木県ベトナム人会のグエン・フン・タン代表やベトナムのグエン・ドク・ミン駐日臨時代理大使などがあいさつし、2つの国の友好と発展を願いました。

会場では、ベトナムの民族衣装「アオザイ」をまとって伝統舞踊が披露されたほか、子どもたちのステージで盛り上がりました。また、米粉でつくるめん料理の「フォー」やフランスパンで挟んだ「バインミー」と呼ばれるホットサンドなどベトナム料理が販売され、ブースに行列ができていました。

県はことし4月、ベトナムの首都ハノイ市に県内の企業をサポートするとちぎベトナムサポートハブをオープンさせたほか、壬生町のキノコ菌種メーカー「北研」が現地法人を開設するなど経済交流が盛んになっています。

また、県内に住む外国人は国別ではベトナムがトップで、1万人を超えているということです。