野菜で町彩る 富山・高岡で福岡町つくりもんまつり

AI要約

福岡町つくりもんまつりが高岡市福岡地域で開催され、地元住民による18点の野菜や果物で作られた作品が展示されている。

来場者はサツマイモやパプリカで表現された「パリ五輪」やアボカドで立体感を演出した「ゴジラ」などを楽しんでいる。

オープニングセレモニーや祝辞の中で、まつりの歴史や地域の活性化について語られている。

野菜で町彩る 富山・高岡で福岡町つくりもんまつり

 野菜や果物を組み合わせ、話題の人物や出来事を表現する「福岡町つくりもんまつり」が21日、富山県高岡市福岡地域中心部で始まった。ことしは地元住民らが制作した18点が町の各所に並び、来場者を楽しませている。22日まで。

 会場には、サツマイモやパプリカといった色鮮やかな野菜で表現した「パリ五輪」やアボカドで立体感を演出した「ゴジラ」など創意工夫を凝らした作品が集まった。親子連れらが写真を撮り、同地域に300年以上前から伝わる奇祭を満喫した。

 福岡にぎわい交流館前の広場で行われたオープニングセレモニーでは、上田聖太郎実行委員長が「先人の努力を受け継ぎ、400年、500年と続くまつりにしていきたい」とあいさつ。角田悠紀市長らが祝辞を述べた。

 同まつりは高岡市商工会福岡支部や地元自治会などでつくる実行委員会主催、北日本新聞社共催。