「北斗の拳」ケンシロウが福井市の飲み屋街に登場 飲酒運転根絶へ「てめえらに運転する資格はねえ!」

AI要約

福井県警福井署が飲酒運転撲滅を啓発するために、福井市の繁華街「片町」の大型ビジョンで啓発動画を放映している。

動画は15秒で、人気漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウが飲酒運転に警告する内容となっている。

県内の飲酒運転事故や摘発数の現状も報告されており、啓発活動の重要性が示されている。

「北斗の拳」ケンシロウが福井市の飲み屋街に登場 飲酒運転根絶へ「てめえらに運転する資格はねえ!」

 飲酒運転撲滅に向け福井県警福井署は、福井市の繁華街「片町」の大型ビジョンで啓発動画を放映している。人気漫画「北斗の拳」の主人公ケンシロウが、作中の名ぜりふになぞらえ「てめえらに運転する資格はねえ」と警告する。11月30日まで。

 動画は15秒で同署が制作。期間中は午後4時から翌日午前1時までの間、「飲酒運転根絶」「捕まる」「それでも飲酒運転しますか」などとメッセージが流れる。県警が北斗の拳とコラボして制作した啓発ポスターも活用し、インパクトのある動画となった。

 大型ビジョンは縦約3メートル、横約5メートルで、片町で通行量の多い交差点のビルに設置されている。福井署の担当者は「飲酒運転はみんなが不幸になる。動画を見て立ち止まってほしい」と話している。

 県警によると、7月末時点で、県内の今年の飲酒運転による事故は4件(前年同期比6件減)、摘発数は101件(同20件増)となっている。