『明日は我が身』いまや投手陣の核 楽天・鈴木翔天投手が肝に銘じる言葉 そのワケは「人のことをさげすむと自分に返ってくる気がする」【ヒーローインタビュー】

AI要約

鈴木翔天投手は楽天イーグルスのセットアッパーであり、今年も素晴らしい活躍を見せている。

彼は最速156キロのストレートを武器に、リリーフ左腕としてフル回転の活躍をしている。

翔天投手は過去の les比類ない活躍を支えるために、地道な努力を重ねてきた。

『明日は我が身』いまや投手陣の核 楽天・鈴木翔天投手が肝に銘じる言葉 そのワケは「人のことをさげすむと自分に返ってくる気がする」【ヒーローインタビュー】

今回のヒーローは、楽天イーグルスが誇る、左のセットアッパー鈴木翔天投手。昨シーズンリーグトップの61試合に登板した鉄腕。今年更なる飛躍を遂げ、シーズン序盤から無失点ピッチングを継続し7月、25試合連続無失点の球団新記録を樹立しました。いまや、楽天投手陣の核となった鈴木翔天投手ですが、その活躍の裏には地道な努力と周りの後押しがありました。

■フル回転の活躍、鈴木翔天投手

勝利の方程式の一角として主にリードの場面でマウンドに上がる鈴木翔天投手。最大の武器は打者の手元でホップする、最速156キロのストレート。このボールを軸に投球を組み立て、貴重なリリーフ左腕としてフル回転の活躍を見せています。

楽天 鈴木翔天投手:

「去年のオフシーズンからセットアッパーを目指してやってきたので、今のところ順調に来ていると思います。もっともっと上を目指して磨いていきます」

翔天投手は2019年、富士大学からドラフト8位で楽天に入団。当時、ひじのけがもあり、楽天から支配下最後での指名となりましたが、大学時代には完全試合を達成するなど、その潜在能力は高く評価されていました。

■翔天投手を奮い立たせたのは、辰己・太田選手の存在?

入団後はファームで経験を積み、1軍で戦える土台作りに励む一方、同じく大卒で同期入団の辰己涼介選手や、太田光選手らは1年目から主力選手として1軍の舞台で活躍。その姿が翔天投手を奮い立たせました。

楽天 鈴木翔天投手:

「辰己とかが活躍するのを見ていたので、応援する気持ちと悔しい気持ちを持ちながら3、4年やってきました」

■地道な肉体改造で1軍定着

プロ入り当初は線が細かった翔天投手ですが、地道なトレーニングが実を結び、大幅な体重の増加と共に、強靭な肉体に進化。努力は結果にも現れ、4年目の2022年、リリーフで1軍に定着すると、去年はリーグトップの61試合に登板。シーズンを通してブルペンを支え、自らの地位を確立しました。